【11月11日 AFP】2007年シーズンを太ももと肩の故障で悩まされたニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のロジャー・クレメンス(Roger Clemens)が2008年北京五輪で登板することを考慮していることが明らかになった。

 ア・リーグ地区シリーズでクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)に敗れたヤンキースでクレメンスはプレーし6勝6敗、防御率4.18を記録した。

 クレメンスの代理人を務めるランディー・ヘンドリックス(Randy Hendricks)氏は、「全てがうまく収まって調子が良ければ興味を示すだろう。彼は国を代表してプレーすることが大好きだ」とMLBの公式サイト(MLB.com)に語った。

 2003年にヤンキースで引退を発表したクレメンスは、2004年アテネ五輪でも米国代表として登板を考えていたが、代表チームが予選でメキシコに敗れ出場権を逃したため実現しなかった。

 米国代表は北京五輪への出場権を既に獲得しており、国際五輪委員会(International Olympic Committee:IOC)が2012年のロンドン五輪から野球を公式種目から外したため、これが最後の機会となる。クレメンスが北京五輪で登板すれば、2006年に行われたワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball Classic)を合わせて2度目の代表選手となる。

 しかし、代表選手にはマイナーリーグの選手と元メジャーリーガーから選出されるため、クレメンスが北京五輪に出場するには引退し復帰することを避ける必要がある。(c)AFP