【11月10日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は9日、首脳会談のため、米テキサス(Texas)州クロフォード(Crawford)のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が所有する牧場を訪れた。

 両首脳はこの牧場で2日間にわたり、バーベキューなどを楽しみながらイラン、アフガニスタン問題などについて意見を交換する。

 コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官も10日、中東、アフガニスタン、コソボ、ミャンマー、レバノンなどの諸問題を話し合うため会議に加わる予定だ。

■戦略的に一致しつつ、戦術手法には差異も

 国家安全保障局(National Security CouncilNSC)のゴードン・ジョンドロー(Gordon Johndroe)報道官はイランおよびアフガニスタン問題に触れ、「米・独両国は戦略的には意見が一致しているが、戦術的に微妙な相違点がある」との認識を示した。

 ブッシュ大統領は今後、イランに対して実施予定の一連の制裁処置についてメルケル首相に対し、「あらゆる選択肢を排除しないが、(対イラン)制裁は両国の外交戦略の一環であり、外交手段を用いて問題解決に当たる際の次の一手だ」と述べて理解を求めた。
 
 これに対しメルケル首相は、現在進められている交渉が不調に終わり、イランが国連(UN)の求める核開発凍結を受け入れない場合には、「より厳しい制裁を同国に科すことを容認する」方針を示した。(c)AFP/Olivier Knox