米俳優テッド・ダンソン、漁業に対する助成金削減を求めWTOに陳情
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【11月8日 AFP】米俳優テッド・ダンソン(Ted Danson、59)は7日、その役柄を「バーテンダー」から「活動家」に変えた。世界貿易機関(World Trade Organisation、WTO)に対し、世界の海と海洋生物の保護を求める陳情を行ったのだ。
1980年代のコメディドラマ『Cheers』で、バーテンダー、サム・マローン(Sam Malone)役を演じたことで有名なダンソンは、ワシントンD.C.を拠点に活動する環境保護団体Oceanaの役員も務めている。同団体が求めているのは、漁業に対する助成金の大幅な削減だ。
「全世界の漁場の70%は過剰漁獲の状態、あるいはその寸前だ。水産資源の30%は消失しつつある。問題は、漁船が多すぎて適切な漁業活動に必要な数を大幅に超えていることだ」とダンソンは指摘する。
ブリティッシュ・コロンビア大学(University of British Columbia)の報告書によると、漁船が海洋での活動を続けられるのは、年間300億-340億ドル(約3兆3800-3兆8400億円)にのぼる助成金が原因だという。
米政府は3月、WTOに漁業に対する助成金を削減するよう求めたが、韓国と日本はこれに反対している。日本は、世界で最も漁業助成金を支給している国で、Oceanaによればその額は年間53億ドル(約5980億円)に達する。
同団体はさらに、「漁業助成金の大半は、過剰漁獲の原因となり、さらに他の有害な漁業慣行を増長させている」と主張。その結果、メカジキ、マグロ、マカジキなどの大型魚類の90%は個体数が減少しているという。
ダンソンは、助成金の削減が既に弱体化しつつある漁業界に大きなダメージを与えることも認めているが、政府と社会が一定の犠牲を受け止め、適切な漁獲量が標準となるよう規模を縮小すべきだとしている。(c)AFP
1980年代のコメディドラマ『Cheers』で、バーテンダー、サム・マローン(Sam Malone)役を演じたことで有名なダンソンは、ワシントンD.C.を拠点に活動する環境保護団体Oceanaの役員も務めている。同団体が求めているのは、漁業に対する助成金の大幅な削減だ。
「全世界の漁場の70%は過剰漁獲の状態、あるいはその寸前だ。水産資源の30%は消失しつつある。問題は、漁船が多すぎて適切な漁業活動に必要な数を大幅に超えていることだ」とダンソンは指摘する。
ブリティッシュ・コロンビア大学(University of British Columbia)の報告書によると、漁船が海洋での活動を続けられるのは、年間300億-340億ドル(約3兆3800-3兆8400億円)にのぼる助成金が原因だという。
米政府は3月、WTOに漁業に対する助成金を削減するよう求めたが、韓国と日本はこれに反対している。日本は、世界で最も漁業助成金を支給している国で、Oceanaによればその額は年間53億ドル(約5980億円)に達する。
同団体はさらに、「漁業助成金の大半は、過剰漁獲の原因となり、さらに他の有害な漁業慣行を増長させている」と主張。その結果、メカジキ、マグロ、マカジキなどの大型魚類の90%は個体数が減少しているという。
ダンソンは、助成金の削減が既に弱体化しつつある漁業界に大きなダメージを与えることも認めているが、政府と社会が一定の犠牲を受け止め、適切な漁獲量が標準となるよう規模を縮小すべきだとしている。(c)AFP