ロシア南部でバス爆発、8人死亡50人負傷
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【10月31日 AFP】ロシア南部サマラ州トリヤッチ(Tolyatti)で31日朝、路線バスが爆発し、8人が死亡、50人が負傷した。検察当局が明らかにした。ウラジーミル・アルチャコフ(Vladimir Artyakov)州知事は、当局がテロ事件として捜査を開始したと発表した。
現場は朝の通勤で混雑する市内中心部の交差点で、強力な爆発によりガラスや金属の破片が遠くまで飛び散ったほか、衝撃で近くの住宅1棟の窓が吹き飛ばされた。ロシア通信(RIA) が救助隊Andrei Derbenev氏の話として伝えた。 捜査委員会のウラジーミル・マルキン(Vladimir Markin)報道官は、国営テレビで、8人が死亡、50人が負傷したことを認めた。
インタファクス(Interfax)通信は、現地医療当局の話として、病院に収容された負傷者のなかには子ども3人も含まれ、やけどを負った人もいると伝えた。
病院を訪れた州知事報道官によると、住民はこうした事件には慣れておらずショックが広がっているという。「サマラ州ではこうしたことは何一つ起きたことがなかった。バスの爆発など一度もなかった」とAFPに語った。
捜査当局では、犯行に使用されたTNT火薬約1キロ相当の爆発物が、乗客の1人によってバスの車内に持ち込まれたものなのか、車体底部に仕掛けられていたのか、それともバスの通り道に仕掛けられていたのか、確認に努めている。
ロシアでは23日にも、情勢不安が続くダゲスタン(Dagestan)共和国でバスが爆発し、1人が死亡、5人が負傷する事件が起きており、同国で発生した同様の事件は約1週間で2件目となった。(c)AFP/Dmitry Burlakov