【10月27日 AFP】パキスタンのベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相が27日、家族の眠るラルカナ(Larkana)地区へ向けて、カラチ(Karachi)を出発し中継地サッカル(Sukkur)に到着した。カラチ市外への公式訪問は帰国以来初めてで、厳重な警備態勢が敷かれている。

 サッカルの空港ではおよそ9000人の支持者が、ブット氏が総裁を務めるパキンスタン人民党(PPP)議会派の旗を振りブット氏の名前を呼びながら歓迎した。

 治安上の理由から今回の訪問の詳しい内容は明らかにされていないが、同党筋によると、ラルカナまでは陸路で向かい、近隣の村にあるブット家の霊廟(れいびょう)を訪問する。

 この霊廟にはブット元首相の父親、故ズルフィカン・アリ・ブット(Zulfiqar Ali Bhutto)首相とともに、1987年にフランス南部で毒殺されたShahnawaz、1996年にカラチで銃撃を受け死亡したMurtaza両氏2人の兄弟が埋葬されている(c)AFP