【10月26日 AFP】英メディアが成績不振にあえぐイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のマルティン・ヨル(Martin Jol)監督の解任を様々に報じている。

 翌26日に発刊される英大衆紙「サン(The Sun)」と英タイムズ(The Times)紙では、25日に行なわれるサッカーUEFA杯2007-08(UEFA Cup 2007-08)・グループリーグG・第1節のヘタフェ(Getafe CF)戦を前に“ヨル監督は余剰人員となった”と報じられる。

 トッテナムのサポーターはヘタフェ戦の間に「ヨル監督を支持してください」と繰り返し、ヨル監督解任の噂に対する不満を口にした。

 シーズン開幕前に多額の移籍金で戦力補強を行ないながらも、開幕から低迷が続くヨル監督は、クラブとの解雇規約に合意したと英タイムズのウェブサイトは報じている。

 新聞メディアでは、ヨル監督は600万ユーロ(円)の補償金で合意したとも報じられている。

 ヨル監督の正式な解任発表は26日の朝に行なわれる予定。


 また後任として、以前から就任が噂されるスペイン・リーガエスパニョーラ1部のセビージャ(Sevilla)を指揮するフアンデ・ラモス(Juan de la Cruz Ramos)監督が、次シーズンからトッテナム監督に就任すると報じられていがた、直ぐにでも指揮を執るようとクラブ側から圧力を受けているという。

 一方、トッテナムの元ストライカーだったクライブ・アレン(Clive Allen)氏が一時的に、また現在リーズ・ユナイテッド(Leeds United)のアシスタントマネージャーを務めるグスタヴォ・ポジェ(Gustavo Poyet)氏が、それぞれラモス監督のアシスタントを務める予定となっている。

 トッテナムのダニエル・レビー(Daniel Levy)会長から、夏の移籍市場で3500万ポンド(円)以上を投じて新戦力を獲得しながら、次シーズンのチャンピオンリーグ出場権獲得だけが救いの道と言われてきたヨル監督だったが、プレミアリーグでは第3節のダービー・カウンティ(Derby County)戦に4-0で勝利したのみで、チャンピオンズリーグ出場圏内から12ポイント差の勝ち点7(1勝5敗4分、10月26日現在)で降格圏内の18位に低迷している。(c)AFP