【10月25日 AFP】キューバのフェリペ・ラモン・ペレス・ロケ(Felipe Ramon Perez Roque)外相は24日、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領がキューバに政変を起こそうと「暴力」を促しているとして非難した。

 ブッシュ大統領がキューバの政権交代に向けて国際社会に連携を呼びかけたこと受け、ペレス外相は記者団に対し「ブッシュ政権がいまキューバの政権交代を目指し、目的のためには武力も辞さないという方針であることがはっきりとした」と指摘、ブッシュ大統領の演説は「革命を転覆し、自らの考えをキューバに押しつけるための武力行使の呼びかけだ」と批判した。

 ブッシュ大統領は同日先刻、フィデル・カストロ(Fidel Castro)国家評議会議長の支配力低下は「熱帯の強制収容所」に民主化をもたらすチャンスだと述べ、各国に米国の対キューバ強硬体制への理解を求めていた。

 ブッシュ大統領は国務省で行ったこの演説で、「キューバの自由万歳(Viva Cuba libre)」と発言。ブッシュ大統領がキューバのみに関する演説を行ったのは2003年以来初。

 ブッシュ大統領は国際社会に対し、キューバの民主化に向けた経済的、経済的資本の投資を要請。1959年のキューバ革命以来約40年にわたる経済制裁をゆるめない構えを示した。(c)AFP