【10月25日 AFP】カリフォルニア(California)州南部で発生している山火事で、サンディエゴ(San Diego)郡当局は24日、同郡の現在までの被害総額が10億ドル(約1140億円)以上に上り、今後も被害が拡大する見通しであることを明らかにした。なお計算額に事業損失や商業損失は算入されていない。

 サンディエゴ郡当局によると、金額は被害を受けた不動産のみで算出。サンディエゴ郡の郊外では3億4500万ドル(約393億円)相当の被害が生じた。

 カリフォルニア南部で発生した今回の山火事では、サンディエゴの被害がもっとも大きく、約50万人が避難、1300棟が倒壊した。(c)AFP