【10月24日 AFP】1976年のシンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)以来史上2チーム目となるポストシーズン開幕7連勝を飾り、チーム史上初のワールドシリーズ進出を決めたコロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)と、2004年に「バンビーノの呪い」を打ち破り86年ぶりにワールドシリーズを制覇したボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)によるワールドシリーズが(現地)24日にレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パーク(Fenway Park)で開幕する。

■Wシリーズに臨む両監督の見解

 ポストシーズン7連勝を含めここ22試合で21勝を挙げているロッキーズは、ワールドシリーズまでの8日間のオフでチームの連勝による勢いが弱まるとは考えていない。

 ロッキーズのクリント・ハードル(Clint Hurdle)監督は「勝ち上がりが早すぎたとは思っていない。そうなっただけであり、間が8日空いたことを強調するつもりはない。我々は気を緩めないためにできる限りのことをしてきた。結果を出すだけだ」と語った。

 一方で、クリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)とのア・リーグ優勝決定シリーズで1勝3敗の劣勢から3連勝でワールドシリーズ進出を決めたレッドソックスが有利であるとの見方もある。

 レッドソックスのテリー・フランコナ(Terry Francona)監督は「我々が有利であるということに賭けているなら気にすることもあるだろうが、私はそんな賭ははしていない」と語り、レッドソックスが有利だとする意見を一蹴した。


■レッドソックス欠場者相次ぐ

 レッドソックスは先発投手の1人、ティム・ウェイクフィールド(Tim Wakefield)が右肩の負傷により欠場することが決まった。

 ウェイクフィールドは「医師から告げられたことを考慮した結果、残りの野球人生を棒に振ってしまう可能性が高いと判断した。欠場を決断することは難しかった」と自身の欠場について語った。

 またレッドソックスは、外野手ココ・クリスプ(Coco Crisp)が、21日のインディアンスとのア・リーグ優勝決定シリーズ・第7戦で、優勝を決めた際の打球の処理で外野フェンスに激突して負傷したために欠場する可能性が高いことを明らかにした。


■両軍先発予定は

 24日の第1戦には、レッドソックスがポストシーズン3戦3勝、防御率1.17のジョシュ・ベケット(Josh Beckett)、ロッキーズが2戦2勝、防御率2.13のジェフ・フランシス(Jeff Francis)が先発する。

 ベケットは「ロッキーズの選手たちにとって休みはいい機会だったと思う。彼らは間隔が空いたことを気にしていないし、誰もそのことを言い訳にすることはないだろう」と語り、一方のフランシスは「14試合中13勝しなければ勝ち残れないと告げられたなら、そんなことは不可能だと思っただろう。しかい我々はやり遂げた。ベケットは素晴らしい投手だ。やりがいのある対戦なので、楽しみにしている」と語った。

 25日の第2戦は、レッドソックスはカート・シリング(Curt Schilling)、ロッキーズはウバルド・ヒメネス(Ubaldo Jimenez)の2人が先発する。

 レッドソックスの松坂大輔(Daisuke Matsuzaka)は、ロッキーズ本拠地のクアーズ・フィールド(Coors Field)で行われる27日の第3戦に先発する。

(c)AFP/Getty Images