環境、燃費向上、奇抜さも追求、東京モーターショー開幕
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【10月24日 AFP】(10月25日、写真追加)第40回東京モーターショー2007(Tokyo Motor Show)が24日、千葉の幕張メッセで開幕し、報道陣向けに会場が公開された。低迷する国内市場でメーカー各社が巻き返しを狙う中、奇抜なコンセプトカーや燃費を向上させたハイブリッド車、豪華スーパーカーなど多彩な車種が注目を集めそうだ。一般公開は27日から始まる。
泡のような形状の未来的モデルから、旧来どおりガソリンを大量消費する流線型のスポーツカーにまで、メーカー各社が最新の自動車技術を披露している。原油価格の高騰を受け、燃費に優れた自動車にはかつてない注目が集まっているが、環境に優しいだけでは終わらない。
■生き残りをかける自動車メーカー
日産自動車(Nissan Motor)は、発表前から話題になっている新型「GT-R」を正式発表し、ハイブリッドブームの中で、あえて高性能スーパーカーの市場開拓に期待をかける。一方、マツダ(Mazda Motor)は、斬新な流線型デザインのコンセプトスポーツカー「大気(Taiki)」を発表。トヨタ自動車(Toyota Motor)とホンダ(Honda Motor)は、スポーツカー分野にガソリンと電気で走るハイブリッドコンセプトカーを導入、ガソリン大量消費というスポーツカーのイメージ一新を目指している。
国民人口の減少により国内販売台数が減り、車への購買欲にあふれる若年層も少なくなる中、今回の東京モーターショーは各社、生き残りをかけて重要な機会と位置づけている。
■ハイテクひじ掛け椅子から宇宙船まで、個性的なデザインが勢ぞろい
トヨタのブースは「プリウス(Prius)の成功を受け、ハイブリッドカーが主流だ。ハイブリッドコンセプトカーの「1/X」は、プリウスに比べて車両重量を3分の1、燃料消費量を2分の1に抑えた。同社はラグジュアリーハイブリッドセダンや、タイヤ付きのハイテクひじ掛けいすのように見える「i-REAL」も展示している。
それ以上に奇抜なデザインで目を引くのは、スズキ(Suzuki Motor)の電気移動車「ピクシー(PICY)」。車というよりも小型宇宙船のような外観の1人乗り低速移動車で、あわせて披露された軽自動車型の「SSC(スズキ・シェアリング・コーチ)」でピクシー2台を収容して遠距離移動できる。
日産自動車(Nissan Motor)の卵型電気コンセプトカー「ピボ2(PIVO 2)」は横方向にも移動が可能。ホンダは車体を柔らかいシリコン製「ジェルボディ」で覆った燃料電池コンセプトカー「PUYO」を出展した。この素材を採用した理由は安全性の向上に加え、「ペットのような車」を追求した結果だという。
ハイブリッドカーの成功にもかかわらず、メーカー各社はさらに環境に優しい技術を追求している。注目されているのは電気、バイオ燃料、クリーンディーゼル、燃料電池などの代替燃料だ。
格付機関フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)の水野辰哉(Tatsuya Mizuno)氏によると、次世代自動車で何が主流になるかはまだ明確でなく、そのため各社ともあらゆる技術について準備しておく必要があるという。(c)AFP/Daniel Rook
泡のような形状の未来的モデルから、旧来どおりガソリンを大量消費する流線型のスポーツカーにまで、メーカー各社が最新の自動車技術を披露している。原油価格の高騰を受け、燃費に優れた自動車にはかつてない注目が集まっているが、環境に優しいだけでは終わらない。
■生き残りをかける自動車メーカー
日産自動車(Nissan Motor)は、発表前から話題になっている新型「GT-R」を正式発表し、ハイブリッドブームの中で、あえて高性能スーパーカーの市場開拓に期待をかける。一方、マツダ(Mazda Motor)は、斬新な流線型デザインのコンセプトスポーツカー「大気(Taiki)」を発表。トヨタ自動車(Toyota Motor)とホンダ(Honda Motor)は、スポーツカー分野にガソリンと電気で走るハイブリッドコンセプトカーを導入、ガソリン大量消費というスポーツカーのイメージ一新を目指している。
国民人口の減少により国内販売台数が減り、車への購買欲にあふれる若年層も少なくなる中、今回の東京モーターショーは各社、生き残りをかけて重要な機会と位置づけている。
■ハイテクひじ掛け椅子から宇宙船まで、個性的なデザインが勢ぞろい
トヨタのブースは「プリウス(Prius)の成功を受け、ハイブリッドカーが主流だ。ハイブリッドコンセプトカーの「1/X」は、プリウスに比べて車両重量を3分の1、燃料消費量を2分の1に抑えた。同社はラグジュアリーハイブリッドセダンや、タイヤ付きのハイテクひじ掛けいすのように見える「i-REAL」も展示している。
それ以上に奇抜なデザインで目を引くのは、スズキ(Suzuki Motor)の電気移動車「ピクシー(PICY)」。車というよりも小型宇宙船のような外観の1人乗り低速移動車で、あわせて披露された軽自動車型の「SSC(スズキ・シェアリング・コーチ)」でピクシー2台を収容して遠距離移動できる。
日産自動車(Nissan Motor)の卵型電気コンセプトカー「ピボ2(PIVO 2)」は横方向にも移動が可能。ホンダは車体を柔らかいシリコン製「ジェルボディ」で覆った燃料電池コンセプトカー「PUYO」を出展した。この素材を採用した理由は安全性の向上に加え、「ペットのような車」を追求した結果だという。
ハイブリッドカーの成功にもかかわらず、メーカー各社はさらに環境に優しい技術を追求している。注目されているのは電気、バイオ燃料、クリーンディーゼル、燃料電池などの代替燃料だ。
格付機関フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)の水野辰哉(Tatsuya Mizuno)氏によると、次世代自動車で何が主流になるかはまだ明確でなく、そのため各社ともあらゆる技術について準備しておく必要があるという。(c)AFP/Daniel Rook