【10月23日 AFP】欧州司法裁判所(European Court of Justice)は23日、独フォルクスワーゲン(VolkswagenVW)の買収防止を目的としたドイツの「フォルクスワーゲン法」を違法とする判決を言い渡した。

 これにより、VW株式の31%を持つ独ポルシェ(Porsche)が議決権を完全行使できるようになり、VWの買収を提案する可能性も出てきた。ポルシェはこの判決を歓迎し、「当社はVW株式の30%以上を持っており、当然ながら議決権の完全行使に関心を持っている」とするベンデリン・ビーデキング(Wendelin Wiedeking)CEOの談話を発表した。(c)AFP