【10月23日 AFP】スペイン自転車競技連盟(Real Federacion Espanola de Ciclismo:RFEC)は22日、2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)の大会期間中のドーピング検査で陽性反応が検出されたイバン・マヨ(Iban Mayo、スペイン)のBサンプル検査の結果が陰性であったことを発表した。

 マヨの弁護人ホセ・ロドリゲス(Jose Rodriguez)氏はAFPに対し、マヨがRFECから「Bサンプル検査は陰性であったことに伴い調査は打ち切った」との連絡を受けたことを明らかにしており、RFECもこの事実を認め最初の検査にミスがあったことを認めている。

 山岳のスペシャリストであるマヨは、7月24日の同大会の休息日に行われたドーピング検査で禁止薬物に指定されているエリスロポエチン(Erythropoietin:EPO)の陽性反応が検出され、8月にはBサンプルの検査が実施されていた。仮にBサンプルでも陽性反応が検出された場合、マヨには最長2年間の出場停止処分が科されるものと見られていた。

 スペインのスポーツ紙「マルカ(Marca)」はウェブサイト上に、酷い時期を過ごしたとしながらも「全ては予測していた通りの結果となった」とのマヨのコメントを掲載している。

 マヨは2007ツール・ド・フランスを総合16位で終えており、所属先のサウニエルドゥバル・プロディール(Saunier Duval-Prodir)は、Bサンプル検査の結果を待つ間マヨに対し無給での出場停止処分を下していた。

 マヨにドーピング疑惑が持ち上がったのは今回が初めてではなく、6月の第90回ジロ・デ・イタリア(2007 Giro d’Italia)では筋肉増強作用のある男性ホルモンのテストステロン(testosterone)の陽性反応が検出されたと報じられたが、国際自転車競技連合(International Cycling Union:UCI)は後にドーピング規定には違反していないとして処分を見送っていた。(c)AFP