【10月22日 AFP】パキスタンのベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相は21日、政府に対し、自身の帰国歓迎パレードを大惨事に変えた自爆テロの首謀者を見つけ出すため、国際的な専門家の協力を求めるよう強く要請した。19日に発生したテロでは139人が死亡している。

 ブット氏は自爆テロの負傷者を見舞った後、カラチ(Karachi)の自宅で外国人記者団に対し、「国際社会に支援を呼びかけ、テロ攻撃に対する技術的知見を持つ専門家に捜査協力を求めるようパキスタン政府に要請する」と述べた。すでに米英を含む各国と話し合いを行っているという。

 また同氏は、パキスタンの治安機関には「過激派と国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバー」が潜入している疑いがあるとし、現在の捜査陣を入れ替えることを求めた。

 イスラム国家初の女性首相であったブット氏は、今後もパキスタンにとどまり、2008年1月の総選挙のための活動を行うことをあらためて表明。1億6000万の国民にとって、民政復活への重要な一歩とみられている。(c)AFP/Danny Kemp