【10月16日 AFP】英女優ヘレン・ミレン(Helen Mirren)が、夫のテイラー・ハックフォード(Taylor Hackford)が監督を務める新作に出演し、米ネバダ(Nevada)州の売春宿を営む女性を演じることが明らかになった。エンターテイメント誌バラエティ(Variety)が報じた。

 バラエティによれば、『Love Ranch』と題された同作は、ネバダ州でオープンした初の合法的な売春宿を営む夫婦の関係が、不貞により崩壊していく様子を描いたもの。夫役はジョー・ペシ(Joe Pesci、64)が演じる。

 ハックフォード監督は、バラエティに対し、この作品を撮るにあたり、ネバダ州リノ(Reno)郊外にあった売春宿Mustang Ranchを経営していたConforte夫妻の話がもとになったと語った。悪名高きこの売春宿は1976年、アルゼンチン人ボクサー、オスカー・ボナベナ(Oscar Bonavena)が同売春宿の警備員に撃たれ死亡した事件で、紙面を賑わした。

 ミレンは『クィーン(The Queen)』でアカデミー最優秀主演女優賞を獲得。一方、ハックフォード監督は最近、レイ・チャールズ(Ray Charles)の伝記映画『Ray/レイ(Ray)』の監督を務めている。ミレンがハックフォード監督作に出演するのは、1985年の『ホワイトナイツ/白夜(White Nights)』以来になる。

「この作品の企画を長年温めてきました。今回、妻と一緒に仕事ができるのが何よりもうれしいことです。彼女はとても忙しい人だから、わたしは懇願しなければならなかったんです。何度も同じ映画に携わろうと思ったんですが、彼女が良い役じゃないと納得しないんです。今回は、良い役ですよ」と監督は語った。

 ペシにとって、主役級での出演は約10年ぶりとなる。『グッドフェローズ(Goodfellas)』や『カジノCasino』に出演したが、1998年の『リーサル・ウェポン4(Lethal Weapon 4)』以来、大役での出演はなかった。(c)AFP