ライス長官、中東和平会議は「中身のある話し合い」に
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【10月16日 AFP】中東歴訪中のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は15日、米国主催で開催予定の中東和平国際会議の開催地がメリーランド(Maryland)州アナポリス(Annapolis)となることを正式に発表した上で、真剣かつ中身のある会議にすると言明した。
マフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)パレスチナ自治政府議長との会談後、ライス長官は「中東和平国際会議では真剣かつ中身のある話し合いが行われ、パレスチナ国家の樹立を推し進めることになるだろう。ただ一緒に写真に収まるためだけに要人をアナポリスに招く訳ではない」と語った。
中東和平国際会議の開催地はこれまでもアナポリスになると見られていたものの、今回のライス長官のコメントが初の正式発表となった。ただし開催日や参加者はまだ公表されていない。
ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)でアッバス議長と共同記者会見に臨んだライス長官は、「大統領は中東和平問題を在任中の最優先課題としている。問題の前進と早期決着に向けて真剣に取り組む構えであるということだ」と述べ、前週ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領が衛星テレビ局アルアラビア(Al-Arabiya)のインタビューで行った発言を繰り返した。
約7年間に及ぶ和平プロセスの行き詰まりを打開すべく、同地域へ今年7度目の訪問を行ったライス長官は、14日にイスラエル首脳と会談した後、パレスチナ自治政府のアッバス議長と4時間に渡り会談した。(c)AFP
マフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)パレスチナ自治政府議長との会談後、ライス長官は「中東和平国際会議では真剣かつ中身のある話し合いが行われ、パレスチナ国家の樹立を推し進めることになるだろう。ただ一緒に写真に収まるためだけに要人をアナポリスに招く訳ではない」と語った。
中東和平国際会議の開催地はこれまでもアナポリスになると見られていたものの、今回のライス長官のコメントが初の正式発表となった。ただし開催日や参加者はまだ公表されていない。
ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)でアッバス議長と共同記者会見に臨んだライス長官は、「大統領は中東和平問題を在任中の最優先課題としている。問題の前進と早期決着に向けて真剣に取り組む構えであるということだ」と述べ、前週ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領が衛星テレビ局アルアラビア(Al-Arabiya)のインタビューで行った発言を繰り返した。
約7年間に及ぶ和平プロセスの行き詰まりを打開すべく、同地域へ今年7度目の訪問を行ったライス長官は、14日にイスラエル首脳と会談した後、パレスチナ自治政府のアッバス議長と4時間に渡り会談した。(c)AFP