【10月14日 AFP】サッカー、欧州選手権2008(Euro 2008)・予選グループE、イングランドvsエストニア。試合はイングランドが3-0で快勝し、通算成績を7勝1敗2分けとして勝ち点を23に伸ばした。

 3年に亘る代表でのノーゴールに終止符を打ちつために運を必要としていたウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)だったが、試合後の笑顔がエストニア戦の全てを物語っている。

 所属するマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)での目覚しい活躍の一方で、代表での得点は2得点を挙げた2004年の欧州選手権、対クロアチア戦まで16試合も遡らなければならず、自身も認めていたようにここ最近の代表でのパフォーマンスは期待外れに終わっていたルーニーだが、真のワールドクラスの選手になるためにはすべきことがあると主張したスティーヴ・マクラーレン(Steve McClaren)監督の檄に応え、再びイングランド代表のストライカーとして歩き始めた。

 エミール・へスキー(Emile Heskey)の故障により先発出場を果たすも、圧倒的なフィジカルで相手ディフェンダーを屈服させるヘスキーに対し、より決定的な役割を果たすストライカーであるマイケル・オーウェン(Michael Owen)とのコンビが疑問視されていたルーニーだったが、両選手は素晴らしいコンビネーションで周囲の雑音をかき消した。

 試合開始早々、オーウェンからの鋭いパスを受けたルーニーのシュートをきっかけにリズムを掴んだイングランドは、直後の前半11分にショーン・ライト=フィリップス(Shaun Wright-Phillips)のシュートがエストニアのGKマート・プーム(Mart Poom)股間を破り先制点を挙げると、前半32分にはオーウェンが見送ったジョー・コール(Joe Cole)からのクロスをルーニーが左足ダイレクトでゴール左隅に流し込んでリードを広げた。直後の前半33分にエストニアのタービ・ラーン(Taavi Rahn)のオウンゴールで追加点を挙げたイングランドはこのまま逃げ切り、予選4連勝を飾って本大会出場に一歩近づいた。

 イングランドは17日にアウェーでのロシア戦を控えているが、輝きを取り戻したルーニーがいればモスクワでは何も恐れることはないだろう。

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