【10月11日 AFP】2003年に飲酒運転で逮捕された米女優ミシェル・ロドリゲス(Michelle Rodriguez、29)は10日、執行猶予中の違反行為で180日の禁固刑を言い渡された。ロサンゼルス(Los Angeles)司法当局が明らかにした。理由は、ロドリゲスが2006年に命じられた社会奉仕活動を行わなかったこととされ、12月24日までに刑務所に入所しなければならないという。

 テレビドラマ『LOST(Lost)』への出演で知られるロドリゲスは、2003年に2件の事故を引き起こした当て逃げと飲酒運転の罪を認め、2004年6月に禁固刑2日と執行猶予3年、および社会奉仕活動命令を言い渡されていた。だが2005年、ハワイ(Hawaii)での『LOST』の撮影中に、スピード違反などでチケットを切られた上、飲酒運転の罪で再逮捕。罪を認めたロドリゲスは罰金を科せられ、5日間刑務所に入所した。

 その後ロサンゼルスの裁判所は「ハワイでの違法行為は執行猶予中の違反行為に当たる」として、禁固刑60日およびアルコールのアルコールのリハビリ教育プログラム30日間、さらに社会奉仕活動30日間を言い渡したが、刑務所が満員だったため、ロドリゲスは24時間で出所した。

 ところが9月、命じられた社会奉仕活動を行わずリハビリ教育プログラムにも参加しなかったことが明らかになり、ロドリゲスは再び苦境に立つことになった。

 一部報道によれば、ロドリゲスは9月25日にロサンゼルスで社会奉仕を行ったと述べているにもかかわらず、当日ロドリゲスはニューヨーク(New York)いたという。

 ロドリゲスは、『ワイルド・スピード(The Fast and the Furious)』、『S.W.A.T.(S.W.A.T.)』、『バイオハザード(Resident Evil)』などの映画にも出演している。(c)AFP