【10月11日 AFP】サッカー、欧州選手権2008(Euro 2008)・予選グループE。イングランド代表のギャレス・バリー(Gareth Barry)が、イングランド代表前監督のスベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)に代表チームでの夢を砕かれたことに不安を抱いていたことを明かした。

 13日に行われるエストニア戦でのポジション確保を望むバリーは、2000年に10代ながらも代表チームに初招集されたが、エリクソン政権下ではほとんど全く試合に出場しなかった。しかし、エリクソン前監督の後を受けたスティーヴ・マクラーレン(Steve McClaren)監督の下、バリーは様々なポジションをこなす多才ぶりを発揮し再招集され、ホームで行われたイスラエル戦とロシア戦では約7年振りに先発出場を果たし、その2試合ではスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)と中盤で見事なコンビネーションを見せて、チームを勝利に導いた。

 代表チームでプレーすることについてバリーは「もう2度と代表チームには戻れないだろうと思ったこともあった。3、4年も過ぎて招集されないと最悪の事態が頭をよぎリ始めるし、スベンの政権下では基本的にはもう諦めていたよ。人にはそれぞれ思いがあるだろうけれど、長い間気にも掛けられなければ望みを捨ててしまうだろう。それでも僕は、十分に良いプレーをしてると感じていた。その頃の気持ちは今でも持ち続けている。代表チームに選ばれないのは悔しいけれど、3試合も4試合も連続で出場するというのは僕にとって大きな変化だ。今こうやってポジティブな面の話ができるのは本当に良い事だし、あとは欧州選手権予選突破に向けて出来るだけ代表に招集されチームを助けるだけだ」と語り、過去と現在では何もかも大きな違いがあると話した。

 イングランド代表としてプレーすることが夢のようだと語るバリーは、代表チームでの地位を固めるためにフランク・ランパード(Frank Lampard)とのポジション争いに勝たなければならないが、「どこ(のポジション)でも争いがあるけれど、代表の先発メンバーに並ぶ素晴らしい選手の中に自分の名前があるのは嬉しい。先発できればそれは嬉しいし、前回の先発した2試合での僕のパフォーマンスが引き合いに出されることも嬉しかった。先発を狙える位置に自分が居るということが素晴らしいことだ」と話し、ポジションを得るためには長い時間が掛かることを示唆した。(c)AFP