【10月11日 AFP】NBAのニューヨーク・ニックス（New York Knicks）は10日、現役を引退していたアラン・ヒューストン（Allan Houston）と再契約を結んだことを発表した。ヒューストンは2シーズンぶりの現役復帰となる。

　デトロイト・ピストンズ（Detroit Pistons）、ニックスで12シーズンをプレーし、通算3ポイントシュート成功率40.2％を記録するなどキャリア平均17.3得点を記録している同選手の元にはサンアントニオ・スパーズ（San Antonio Spurs）、クリーブランド・キャバリアーズ（Cleveland Cavaliers）、ニュージャージー・ネッツ（New Jersey Nets）が関心を示していた。

　契約書にサインしたヒューストンは「じっくりと考えた結果、ニックスのメンバーとしてNBAに戻ることを決めた。再びNBAでプレーするという夢を叶えるためにこの1年半は懸命に練習した。僕はずっとニックスの選手だ。そしてこのチームがチャンピオンシップを争うために手助けすることを約束する」と語った。

　2001年にニックスと6年総額1億ドルの契約を結んでいた同選手だったが、キャリアハイとなるシーズン平均22.5得点を記録した2002-03シーズン以降は左膝の怪我の影響もあってその額に見合った働きを見せることができず、2004-05シーズンを最後に現役を引退していた。

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