EUと中国、繊維製品の輸出監視で合意、新しい監視システム導入へ
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【10月10日 AFP】欧州委員会(European Commission)と中国政府は、中国製繊維製品に対する現行の数量規制を2008年に廃止し、新しい監視体制を導入することで合意した。同委員会が9日、明らかにした。
2007年末で期限切れとなる現行の数量規制合意は、欧州市場で中国製品が過剰に出回りつつあるとの懸念から取り決められた。
同委員会によると、中国国内で輸出許可証の発行を管理し、欧州連合(EU)各国で製品の輸入を制御する「二重確認システム」がこの規制に取って代わる。
中国政府は現在、同国通貨の人民元を外為市場においてより自由に取引できるよう欧州側から圧力を掛けられている。また、中国が世界経済を不安定化させているとの懸念も高まっている。(c)AFP
2007年末で期限切れとなる現行の数量規制合意は、欧州市場で中国製品が過剰に出回りつつあるとの懸念から取り決められた。
同委員会によると、中国国内で輸出許可証の発行を管理し、欧州連合(EU)各国で製品の輸入を制御する「二重確認システム」がこの規制に取って代わる。
中国政府は現在、同国通貨の人民元を外為市場においてより自由に取引できるよう欧州側から圧力を掛けられている。また、中国が世界経済を不安定化させているとの懸念も高まっている。(c)AFP