【10月2日 AFP】スーダン西部のダルフール(Darfur)地方で活動するアフリカ連合(African UnionAU)の平和維持部隊の基地が9月30日に襲撃された事件で、AUは1日、事件の捜査を開始し、実行犯に厳しい刑罰を科すと言明した。

 アフリカ連合スーダン派遣団(African Union Mission in SudanAMIS)のNoureddine Mezni報道官はAFPの取材に対し、「捜査は進行中。結果は公表される予定だ。実行犯は厳しく処罰する」と語った。

 襲撃が起きたのは9月30日夜で、組織化された大規模な武装集団が、車両30台でダルフール地方南部のハスカニタ(Haskanita)基地に侵入。平和維持部隊の兵士10人が死亡し、40人が行方不明となっている。行方不明者のうち、36人がAU部隊の兵士で、ほかに軍事監視要員3人、警察官1人が含まれる。今回の攻撃は、2004年7月の部隊派遣以来、最悪のものとなった。

 Mezni報道官によると、ほかにも平和維持部隊の兵士17人が襲撃の際に拉致されたが、後に基地南部で発見されたという。

 国連(United NationsUN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-Moon)事務総長は、今回の襲撃を強く非難。また、同地方の紛争に関与する武装勢力に対し、27日にリビアで開催予定の和平会議、および派遣受け入れが決まったAU・UNの合同平和維持部隊に紛争解決を委ねるよう求めた。(c)AFP/Mohamed Hasni