【9月29日 AFP】第68代横綱・朝青龍(Asashoryu)が急性ストレス障害から完全に回復し、10月中にも日本に帰国する見込みであると共同通信(Kyodo News)が28日に報じた。

 朝青龍は、日本相撲協会から出場停止などの処分を受けたことで医師から精神障害を患っていると診断されたため、治療を目的に8月下旬にモンゴルへ帰国していた。朝青龍(本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ)は、大相撲の夏巡業を怪我のため休場したにもかかわらず、モンゴルでサッカーに興じているところをカメラに撮られ2場所出場停止処分を受けていた。

 共同通信は、朝青龍は地元の主治医に「精神的にも、肉体的にも良くなっている。おそらく完全に治ったと思う」と語ったと伝えている。帰国の日付に関しては何も決まっていないが、相撲関係者によれば10月の中旬にも帰国する予定だという。(c)AFP