<第55回サン・セバスチャン国際映画祭>映画『A Thousand Years of Good Prayers』上映会開催
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【9月27日 AFP】(一部更新)第55回サン・セバスチャン国際映画祭(55th International Film Festival of San Sebastian)で26日に行われた映画『A Thousand Years of Good Prayers』の上映会に出席した香港のウェイン・ワン(Wayne Wang)監督が、中国政府の検閲を批判した。同作品は米国に暮らす中国人移民の体験を描いたもの。
ワン監督は「中国で自由に映画制作ができずにいる人々を見ると少し胸が痛みます。経済発展を遂げている中国で検閲がいまだに行われていることは残念です」と語った。
中国政府は同作品の制作資金の半分を提供する予定だったが、作品内の「共産主義は良い。ただ悪者の手に回ってしまったんだ」というせりふによって、その資金援助は取り消された。ワン監督は「当局には、そのせりふの使用を断念すべきだと言われましたが、そうしなかったんです。わたしは民主主義国に住んでますからね」と説明した。
ワン監督は長期にわたり米国で暮らしており、両親は1949年の中華人民共和国の成立後、香港に亡命した。来年の五輪大会が中国で開催されることについて質問されたワン監督は、中国は歓迎しているだろうが、報道の自由に関して監督自身は悲観していると語った。
「当局は外国人に対して寛容です。たとえ批判であろうと、外国人記者ならば表現したいことの8割から9割は自由に書けるでしょう。しかし、中国人記者が同様のことをしようとしても、させてもらえないはずです。当局は問題を隠そうとするでしょう。中国には問題が山積みしている上に、急激に増えています。中国からの情報はほとんど得ることができないのです」と付け加えた。(c)AFP
ワン監督は「中国で自由に映画制作ができずにいる人々を見ると少し胸が痛みます。経済発展を遂げている中国で検閲がいまだに行われていることは残念です」と語った。
中国政府は同作品の制作資金の半分を提供する予定だったが、作品内の「共産主義は良い。ただ悪者の手に回ってしまったんだ」というせりふによって、その資金援助は取り消された。ワン監督は「当局には、そのせりふの使用を断念すべきだと言われましたが、そうしなかったんです。わたしは民主主義国に住んでますからね」と説明した。
ワン監督は長期にわたり米国で暮らしており、両親は1949年の中華人民共和国の成立後、香港に亡命した。来年の五輪大会が中国で開催されることについて質問されたワン監督は、中国は歓迎しているだろうが、報道の自由に関して監督自身は悲観していると語った。
「当局は外国人に対して寛容です。たとえ批判であろうと、外国人記者ならば表現したいことの8割から9割は自由に書けるでしょう。しかし、中国人記者が同様のことをしようとしても、させてもらえないはずです。当局は問題を隠そうとするでしょう。中国には問題が山積みしている上に、急激に増えています。中国からの情報はほとんど得ることができないのです」と付け加えた。(c)AFP