【9月26日 AFP】反軍政デモが続くミャンマーで25日、軍事政権が最大都市ヤンゴン(Yangon)と第2の都市マンダレー(Mandalay)に26日から夜間外出禁止令を発令すると発表し、ヤンゴン全体を「立ち入り制限」地域とすることを宣言した。

 目撃者によると、発表は25日午後8時45分(日本時間同日午後11時15分)に市内を走行中のトラックの荷台に乗せられたスピーカーから放送され、実際に施行されるのは翌26日からだという。

 今回の夜間外出禁止令では、午後9時から午前5時までの外出が禁止され、ヤンゴンと周辺地域が「立ち入り制限地区」に指定される。この用語は通常、軍事基地や紛争地域を対象として適用されるもの。実施期間は60日間になるという。

 発表によると、夜間外出禁止令は反軍政デモへの対応として発令され、5人以上の集会の禁止を命じる内容だという。

 ミャンマーでは法律により5人以上の集会は長らく禁止されていたが、反軍政デモが拡大して以来、この法律は無視された状態になっている。

 ミャンマーでは25日も10万人規模の仏教僧主導の街頭デモが行われるなど、軍事政権にとっては過去20年間で最も厳しい状況下にある。同日夜には、少なくとも200人の武装した兵士と機動隊がヤンゴン中心部に配置されている。(c)AFP