【9月24日 AFP】米俳優リチャード・ギア(Richard Gere)が23日、スペインのサンセバスチャン(San Sebastian)で開催中の第55回サン・セバスチャン国際映画祭(55th International Film Festival of San Sebastian)で生涯功労(Donosti)賞を受賞した。

 ギアは受賞後のインタビューで、「子どもの頃に憧れていた俳優たちと同じ場所に立てて、本当に光栄です。この受賞は、今後も映画を続けていくための励みになります」と語った。前日、映画祭側が用意したプライベートジェット機で同地に到着したギアは、集まった数百人のファンから歓迎を受けていた。

 『アメリカン・ジゴロ(American Gigolo)』や『プリティ・ウーマン(Pretty Woman)』などに出演してきたギアの最新作は、ボスニア紛争で戦争犯罪を犯して逃亡中のラドバン・カラジッチ(Radovan Karadzic)被告の追跡劇を描いたもの。同映画祭でもコンペ外部門で上映される。

 同賞は1986年以来、毎年授与されているもので、これまでにウッディ・アレン(Woody Allen)、ロバート・デ・ニーロ(Robert de Niro)、ジェシカ・ラング(Jessica Lange)、イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)、マット・ディロン(Matt Dillon)らが受賞している。

 今年はギアに加え、ノルウェー人女優リヴ・ウルマンス(Liv Ullman)も、28日に同賞を授与される予定。
 
 今回は、最高賞であるゴールデン・シェル(Golden Shell)賞を狙い、16作品がコンペ部門に出品されている同映画祭。審査委員長は米国人ポール・オースター(Paul Auster)監督が務め、最終日29日に、受賞結果が発表される。(c)AFP