【9月23日 AFP】中国北西部の幼稚園で19日、大規模な食中毒が発生し、これまでに307人の園児が病院に搬送された。

 国営新華社通信(Xinhua news agency)によると、食中毒が発生したのは甘粛(Gansu)省武威(Wuwei)市の幼稚園で、朝食のおかゆやパンを食べた後、発熱や嘔吐、腹痛などの症状を訴えたという。

 同通信は、政府当局は原因について調査中であり、子どもたちは4つの病院に搬送されたとしている。

 中国国内での大規模食中毒の発生は日常茶飯事で、原因の多くは食品の不衛生な取扱いによるもの。中国内外においては最近、中国製食品の安全に関する不祥事が相次いでいる。(c)AFP