【9月23日 AFP】チリ最高裁による身柄引渡し許可決定を受け、アルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領(69)は22日、チリの首都サンティアゴ(Santiago)を出発、ペルーのリマ(Lima)に移送された。

 フジモリ元大統領はチリ警察に付き添われ、サンティアゴの空港でリマ行きのペルーの警察機に搭乗した。元大統領はペルーで、1990年から2000年の大統領在任中に行った人権侵害と汚職に関与した罪で公判を受ける。

 同機には国際刑事警察機構(InterpolICPO)およびペルー警察の係官が同乗。現地時間午前8時56分(日本時間午後9時56分)に出発し、4時間半から5時間後にリマに到着するものとみられる。

 ペルーのレプブリカ(La Republica)紙によると、元大統領は移送後、ペルー警察の本部に身柄を留置される予定。同氏に与えられる部屋は約50平方メートルで、小さな部屋とトイレも備え付けられている。

 一方、フジモリ元大統領は22日付のEl Mercurio紙のインタビューに対し、「交渉する余地はない。しかしわたしは、元大統領として扱われることを願っている」と語り、ペルー到着後には自らを支持する勢力が再び活発化することを期待すると述べた。(c)AFP