【9月21日 AFP】国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者が、最新のビデオ映像の中でパキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領と同政府に対し「宣戦布告」をしたとする報道に関して、パキスタン側は20日、この報道内容を退け、同組織に対する戦いを継続していくことをあらためて表明した。

 パキスタン軍のWaheed Arshad報道官は、今回の報道に関して「パキスタン軍はすでにイスラム過激派やテロリストとの戦いを進めており、この方針に変更はない」と語った。

 パキスタンの治安当局高官は「今回のビンラディン容疑者の声明は、国内に潜伏しているアルカイダの活動家に対し行動を起こすよう促した可能性があり、治安部隊への攻撃が激化するかもしれない。しかし、同容疑者やアルカイダは、われわれの攻撃に追い詰められている様子が見られる」と語った。

 現在、パキスタンでは軍に対する自爆攻撃が相次いで発生しており、政府当局者によると、これは部族地域に拠点を置く、アルカイダに関係する武装勢力やタリバンを支持する勢力によるものだとしている。(c)AFP