【9月20日 AFP】ポーランドで10月21日に実施される総選挙に向けて、女性のみの政党「女性党(Partia Kobiet)」が候補者のヌード姿のポスターで選挙活動を行うという大胆な作戦を展開。カトリック教徒が大多数を占める同国で波紋を呼びそうだ。

 ポスターには、女性党の創設者兼総裁で脚本家でもあるマニュエラ・グレツコウスカ(Manuela Gretkowska)氏など7人の女性党員が全裸で登場しているが、「女性の党、ポーランドは女性の国」という同党のモットーが書かれた横断幕などで体の大半は隠されている。「明るい未来のために、隠すことは何もない」という選挙スローガンの文字も印刷されている。

 グレツコウスカ総裁は、このポースターを作成した意図について「スーツを着ただんまり屋ばかり政界で古臭い固定観念を打ち破りたかった」と語っている。

 社会での女性の地位向上を目指す女性党の現在の目標は、共産主義時代に秘密警察が行った一連の汚職に関する、記録文書の公開だという。当時の汚職腐敗の実態を明らかにすることは、2005年に双子のレフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領とヤロスロワ・カチンスキ(Jaroslaw Kaczynski)首相が職についてから、政界の最重要事項となっている。

 女性党は2007年初めに創設されたばかりの新党。現在、女優や女性ボクシング選手などの有名人を含む1500人の党員が入党している。(c)AFP