【9月17日 AFP】アジア開発銀行(Asian Development BankADB)は17日発表した「2007年アジア開発展望(Asian Development OutlookADO)改定版」で、アジア地域の2007年の実質経済成長見通しを3月時点の7.6%から8.3%に大幅に上方修正した。

 2008年の予想値についても、金融市場不安を背景にリスクが高まり、やや成長が鈍化する可能性を指摘しつつ、3月時点の7.7%から8.2%に上方修正した。

 ADBは中国、インドの力強い成長が、地域レベルでの成長を後押ししたと説明している。

 上半期の実質経済成長率が13年ぶり高水準の11.5%だった中国は、2007年と2008年の実質経済成長率見通しを11.2%(3月時点10.0%)、10.8%(同9.8%)と上方修正。「中国での巨額の投資と急速な輸出の拡大が成長を裏打ちした」とした。

 また、4-6月期の実質経済成長率が18年ぶり高水準の9.3%だったインドについても、2007年と2008年の実質経済成長率見通しを8.5%に上方修正した。(c)AFP