国際エネルギー機関事務局長 OPECの動きを注視
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【9月11日 AFP】11日にウィーン(Vienna)で開かれる石油輸出国機構(Organisation of Petrolium Exporting Countries、OPEC)加盟12か国による定例総会を前に、国際エネルギー機関(International Energy Agency、IEA)の田中伸男(Nobuo Tanaka)新事務局長は10日、原油需給は非常に引き締まっており、この状態は年内もしくは来年初頭まで続くとの見方を示した。
田中氏は、原油価格が史上最高値にせまり、世界経済を揺るがしかねない事態を受け、OPEC12か国の代表らと会談したことも明らかにした。
OPEC加盟各国は、増産して価格を下げるよう国際社会から求められているものの、定例総会に出席する12か国の大半は、増産の必要はないとの見解を示している。
田中氏は、増産の有無はあくまでOPECが決定することだが、今後数日間、市場が出しているサインにOPECがどう対応するか注目していると語った。(c)AFP
田中氏は、原油価格が史上最高値にせまり、世界経済を揺るがしかねない事態を受け、OPEC12か国の代表らと会談したことも明らかにした。
OPEC加盟各国は、増産して価格を下げるよう国際社会から求められているものの、定例総会に出席する12か国の大半は、増産の必要はないとの見解を示している。
田中氏は、増産の有無はあくまでOPECが決定することだが、今後数日間、市場が出しているサインにOPECがどう対応するか注目していると語った。(c)AFP