人気回復を狙う紅茶業界、課題はイメージ向上
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【9月11日 AFP】紅茶の価格が下落しコーヒーとの競争にさらされる中、飲料市場で何とか消費者の人気を取り戻そうと、世界の紅茶業界がイメージアップに躍起になっている。
業界関係者によると、お茶は世界で水に次いで消費量が多い飲料だが、「年配女性が飲むもの」と見られ、高い値段を払ってモカやカプチーノといった流行のコーヒーを飲む若者には敬遠されてしまいがち。「産出国は、健康性をアピールしたり、紅茶入りクッキーやケーキ、シリーズ製品を打ち出すなどして紅茶のファッション性を高める必要がある」と、米国の業界団体US Tea AssociationのJoe Simrany代表は言う。
スリランカのコロンボ(Colombo)で開かれた業界会議では、スリランカ、ケニア、インドなどの大手産出国が紅茶の価値を上げられず、700億ドル(約8兆円)相当の世界ホットドリンク市場でお茶がコーヒーに追い付けずにいる現状が報告された。
Simrany氏によると、米国で年間に消費されるお茶の85%はアイスティーだという。「アイスティーのおかげで、紅茶はもうおばあちゃんの飲み物ではないんだと世界中の若者にアピールでき、活性化につながっている」と、米国の雑誌「Tea A Magazine」の編集者、パール・デクスター(Pearl Dexter)氏は指摘する。
アメリカではいまでもコーヒーの方が好まれているが、コンビニエンスストアには、すぐに飲めるプレミアムグルメティーが並ぶようになり、人々の姿勢に変化が出ている。それでもブランドイメージと品質基準を引き上げるためにはもっとやるべきことがあるとSimrany氏。
イメージに不安はあっても、世界では1日に10億杯以上の紅茶が飲まれており、一部には良質のお茶で勢いを盛り返している分野もある。新芽から作られる繊細な味わいのホワイトティーから日本の玉露にいたるまで、1キロ当たり5ドル(約570円)以上もするエキゾチックなお茶は商品価値が増している。
健康志向をアピールする業者もある。米国の紅茶ストアElaine’s Tea Shoppeは、肌のアンチエイジング効果をうたったホワイトティーの販売で業績好調だ。世界でもトップクラスの紅茶ブランドであるディルマ(Dilmah)は、年代もののビンテージ販売戦略に加え、紅茶カフェの「T Bar」65店舗を欧州各地やカザフスタン、アラブ首長国連邦で展開し、大きな収益を上げている。(c)AFP/Mel Gunasekera
業界関係者によると、お茶は世界で水に次いで消費量が多い飲料だが、「年配女性が飲むもの」と見られ、高い値段を払ってモカやカプチーノといった流行のコーヒーを飲む若者には敬遠されてしまいがち。「産出国は、健康性をアピールしたり、紅茶入りクッキーやケーキ、シリーズ製品を打ち出すなどして紅茶のファッション性を高める必要がある」と、米国の業界団体US Tea AssociationのJoe Simrany代表は言う。
スリランカのコロンボ(Colombo)で開かれた業界会議では、スリランカ、ケニア、インドなどの大手産出国が紅茶の価値を上げられず、700億ドル(約8兆円)相当の世界ホットドリンク市場でお茶がコーヒーに追い付けずにいる現状が報告された。
Simrany氏によると、米国で年間に消費されるお茶の85%はアイスティーだという。「アイスティーのおかげで、紅茶はもうおばあちゃんの飲み物ではないんだと世界中の若者にアピールでき、活性化につながっている」と、米国の雑誌「Tea A Magazine」の編集者、パール・デクスター(Pearl Dexter)氏は指摘する。
アメリカではいまでもコーヒーの方が好まれているが、コンビニエンスストアには、すぐに飲めるプレミアムグルメティーが並ぶようになり、人々の姿勢に変化が出ている。それでもブランドイメージと品質基準を引き上げるためにはもっとやるべきことがあるとSimrany氏。
イメージに不安はあっても、世界では1日に10億杯以上の紅茶が飲まれており、一部には良質のお茶で勢いを盛り返している分野もある。新芽から作られる繊細な味わいのホワイトティーから日本の玉露にいたるまで、1キロ当たり5ドル(約570円)以上もするエキゾチックなお茶は商品価値が増している。
健康志向をアピールする業者もある。米国の紅茶ストアElaine’s Tea Shoppeは、肌のアンチエイジング効果をうたったホワイトティーの販売で業績好調だ。世界でもトップクラスの紅茶ブランドであるディルマ(Dilmah)は、年代もののビンテージ販売戦略に加え、紅茶カフェの「T Bar」65店舗を欧州各地やカザフスタン、アラブ首長国連邦で展開し、大きな収益を上げている。(c)AFP/Mel Gunasekera