【9月10日 AFP】イラク駐留米軍は9日、8月14日に400人以上の犠牲者を出した複数の自爆テロを計画したとする国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のメンバーを空爆で殺害したと発表。さらに、8月だけで「数百人」におよぶイラク国内のアルカイダ戦闘員を拘束、もしくは殺害したと述べた。

 Mark Fox米海軍少将は報道陣に対し、「前月イラク北部で少数派宗教勢力ヤジディー(Yazidi)を狙った自爆テロを計画、指揮したテロリストを、9月3日に空爆により殺害した」と述べた。空爆は、同国北部モスル(Mosul)から南西115キロメートルほどの場所で行われたという。

 殺害されたのはAbu Mohammed al-Afri、別名Abu Jassamで、イラク国内のアルカイダ勢力の指導者、アブアユーブ・マスリ(Abu Ayyub al-Masri)の側近だった。(c)AFP/Herve Bar