【9月7日 AFP】スーダン政府は6日、同国西部ダルフール(Darfur)地方の紛争解決に向けて、10月27日からリビアで和平会議を開催し、反政府勢力と協議することで合意した。同国を訪問中の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長と、オマル・バシル(Omar al-Beshir)大統領が会談後、共同声明で明らかにした。

 スーダン政府が、「和平会議のための環境整備に積極的に貢献し、ダルフールにおける敵対行為の全面停止と停戦合意の約束を履行する」とし、国連は合意を歓迎するとしている。過去の和平協定への調印を拒否した勢力も含め、紛争当事勢力すべての参加をめざす。

 反政府勢力各派は8月、国連とアフリカ連合の仲介によるタンザニアで会議を開き、政府との新たな和平交渉に備えて共通の土台を打ち出すため協議を行った。大半の勢力は共闘に合意したが、アブドル・ワヒド・ヌル(Abdel Wahid Mohammed Nur)氏率いる「スーダン解放運動(Sudan Liberation MovementSLM)」の代表は出席しなかった。

 SLMの幹部は、提示された和平会議の日程と場所について、内部で協議中だとして、2日以内に結論が出る見込みだと述べた。

 ダルフール地方は4年以上におよぶ紛争で人道危機的状況に陥っている。今年1月に就任した潘事務総長は、ダルフール紛争を最優先課題の1つに掲げている。(c)AFP/Herve Couturier