【9月3日 AFP】ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)で2日、ほぼ同時に3件の爆発があり、少なくとも2人が死亡、30人が負傷した。

 3件の爆発があったのは、通勤客で満員のマイクロバスの車内、市の中心のバス停、軍司令部の外で、警察は数百人の警官を動員して捜査にあたっている。マイクロバス車内での爆発では少なくとも14人が負傷した

 元ネパール共産党毛沢東主義派(Maoist)の反政府勢力のメンバーは、事件への一切の関与を否定した。

 内務省の報道官はAFPの取材に対し、「警察当局が捜査を進めているが、現時点で犯行声明は出ていない。現段階で事件の背景について言及することはできない」と述べた。

 警察当局は当初、爆発した爆弾の数を5個と発表したが、その後3個に訂正した。(c)AFP/Sam Taylor