【9月1日 AFP】アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相は訪問先の京都(Kyoto)で31日、中国およびその他の新興経済国に対し、地球温暖化対策として二酸化炭素排出量の削減目標を明確にするよう求めた。

 同首相は、二酸化炭素の削減量を人口に比例させることを将来目標として提案。もっとも人口の多い中国とインドに積極的な参加を促す策とみられる。

「発展途上国であることを理由に、1人あたりの排出量が日・独・米を超えるような大量の二酸化炭素を無制限に排出してよいわけではない」と同首相は注意を呼びかけた。(c)AFP