【8月30日 AFP】ロックシンガーでギタリストのボ・ディドリー(Bo Diddley、78)が心臓病を患い、フロリダの病院に入院していることが29日、ディドリーの広報担当者と病院関係者の情報で明らかになった。

 広報担当のスーザン・クラリー氏(Susan Clary)によると、ディドリーは24日に定期検査を行っていた際に目まいに襲われ、北フロリダの病院に搬送されたという。

 病院のスポークスマンは、「患者に関する情報は提供できず、また病院のコンピューターの記録も教えることはできない」とAFPにコメントしているが、クラリー氏によると、ディドリーは心臓の血液の流れを助長するステント移植を行い、集中治療室で週末を過ごしてからは容体が安定しているという。

 また、ディドリーは5月にも心臓発作を起こして入院しており、当時ははっきりとしない口調で、周りの人を正確に把握できなかったと関係者は語っている。

 ブルースの伝説的重要人物でロック界にも精通し、ロックンロールのギタースタイルの開拓者としても有名なディドリーは、1955年にリズム&ブルースのチャートで1位を獲得し、サングラスと特別なギターは音楽界の注目の的となった。ディドリーの楽曲『Who Do You Love』、『Before You Accuse Me』、『Mona』は往年のヒット曲となっている。

 1928年12月30日、ミシシッピ州マコム生まれ。本名はOtha Ella Batesで、後にエラス・マクダニエル・ディドリー(Ellas McDaniel Diddley)に改名している。1987年にロックの殿堂入り(Rock And Roll Hall Of Fame)を果たし、1998年のグラミー賞ではライフタイム・アーカイブメント・アワード(Lifetime Achievement Award)を受賞している。

(c)AFP