バルベルデ UCIロード世界選手権への出場が不可能に
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【8月30日 AFP】国際自転車競技連合(International Cycling Union:UCI)は29日、2006年UCIプロツアー総合王者のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)に対し、9月25日に開幕する2007UCIロード世界選手権(2007 UCI Road World Championships)への出場停止処分を下したことを明らかにした。
オペラシオン・プエルト(Operacion Puerto)と呼ばれる薬物捜査において明らかとなった、スペイン人医師エウフェミアーノ・フエンテス(Eufemiano Fuentes)氏によるドーピング事件とバルベルデとの関わりをUCIが疑ったため、今回の処分が下されることとなった。
処分を下したUCIは「オペラシオン・プエルトの関係書類を調査した結果、我々はバルベルデがドーピング事件に関与していた可能性があるとの結論に至った。即座にバルベルデが有罪になるわけではないが、本人を取り巻く状況や名声を保護するため、UCIの規則に従いバルベルデの世界選手権出場を禁止する」との声明を出し、スペイン自転車競技連盟(Real Federacion Espanola de Ciclismo:RFEC)に対し可能な限り早く懲戒手続きを取るよう要請したことを明らかにした。
またUCIは、バルベルデの事件への関与が確定し最低2年間の出場停止処分が下された場合、「Riders’ Commitment to a New Cycling」と呼ばれる誓約書にサインをした上で、正規の罰金に加え2007年度の報酬と同額をドーピング撲滅のためにUCIへ寄付しなければならないことを明らかにした。
バルベルデは既に、世界選手権に照準を合わせるため9月1日に開幕する第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)に出場しないことを明らかにしていた。
2007UCIロード世界選手権はドイツのシュツットガルトで9月25日から30日にかけて開催される。
(c)AFP
オペラシオン・プエルト(Operacion Puerto)と呼ばれる薬物捜査において明らかとなった、スペイン人医師エウフェミアーノ・フエンテス(Eufemiano Fuentes)氏によるドーピング事件とバルベルデとの関わりをUCIが疑ったため、今回の処分が下されることとなった。
処分を下したUCIは「オペラシオン・プエルトの関係書類を調査した結果、我々はバルベルデがドーピング事件に関与していた可能性があるとの結論に至った。即座にバルベルデが有罪になるわけではないが、本人を取り巻く状況や名声を保護するため、UCIの規則に従いバルベルデの世界選手権出場を禁止する」との声明を出し、スペイン自転車競技連盟(Real Federacion Espanola de Ciclismo:RFEC)に対し可能な限り早く懲戒手続きを取るよう要請したことを明らかにした。
またUCIは、バルベルデの事件への関与が確定し最低2年間の出場停止処分が下された場合、「Riders’ Commitment to a New Cycling」と呼ばれる誓約書にサインをした上で、正規の罰金に加え2007年度の報酬と同額をドーピング撲滅のためにUCIへ寄付しなければならないことを明らかにした。
バルベルデは既に、世界選手権に照準を合わせるため9月1日に開幕する第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)に出場しないことを明らかにしていた。
2007UCIロード世界選手権はドイツのシュツットガルトで9月25日から30日にかけて開催される。
(c)AFP