旧アブグレイブ刑務所事件の米陸軍中佐、虐待では無罪評決
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【8月30日 AFP】イラクの旧アブグレイブ(Abu Ghraib)刑務所におけるイラク人被収容者虐待事件で訴追されていた唯一の米軍高官、スティーブン・ジョーダン(Steven Jordan)陸軍中佐(51)に対し、米軍法会議の陪審は28日、職務命令違反に関してのみ有罪の評決を下した。一方で、事件の焦点である収容者虐待などそのほか3件の罪状については無罪とされた。
事件は2004年、同刑務所に収容されていたイラク人を米軍の警備兵が裸にし、笑いながら虐待する写真が明るみに出て発覚、全世界に衝撃を与えた。
同日の陪審では、ジョーダン中佐が2004年春に同僚に宛て、虐待事件に関するEメール2通を送信したことについて、事件について他者と話題にすることを禁じた命令に違反したとして、有罪が下された。最高5年の禁固刑が科される可能性がある。
一方で、同時に問われた収容者虐待や職務怠慢などそのほか3件の罪については無罪と判定された。
同軍法会議はワシントンの北郊メリーランド(Maryland)州フォートミード(Fort Meade)にある陸軍基地で開かれ、陪審団は将軍1人、大佐9人から構成された。28日現地時間午後1時(日本時間29日午前2時)から、量刑を決定するための審理が再開される。
被告弁護団は、虐待発生時にジョーダン中佐が現場にいなかったことや、刑務所内での尋問に関する指令権限を持っていなかったことなどを挙げ、訴因とされた4件の罪状すべてについて無罪を主張していた。
一方検察側は、尋問を担当する部隊の責任者だった同中佐には、こうした虐待を許す状況を醸成した責任があると主張していた。(c)AFP
事件は2004年、同刑務所に収容されていたイラク人を米軍の警備兵が裸にし、笑いながら虐待する写真が明るみに出て発覚、全世界に衝撃を与えた。
同日の陪審では、ジョーダン中佐が2004年春に同僚に宛て、虐待事件に関するEメール2通を送信したことについて、事件について他者と話題にすることを禁じた命令に違反したとして、有罪が下された。最高5年の禁固刑が科される可能性がある。
一方で、同時に問われた収容者虐待や職務怠慢などそのほか3件の罪については無罪と判定された。
同軍法会議はワシントンの北郊メリーランド(Maryland)州フォートミード(Fort Meade)にある陸軍基地で開かれ、陪審団は将軍1人、大佐9人から構成された。28日現地時間午後1時(日本時間29日午前2時)から、量刑を決定するための審理が再開される。
被告弁護団は、虐待発生時にジョーダン中佐が現場にいなかったことや、刑務所内での尋問に関する指令権限を持っていなかったことなどを挙げ、訴因とされた4件の罪状すべてについて無罪を主張していた。
一方検察側は、尋問を担当する部隊の責任者だった同中佐には、こうした虐待を許す状況を醸成した責任があると主張していた。(c)AFP