【8月29日 AFP】25日に行われた07-08スペイン・リーガエスパニョーラ1部・第1節のヘタフェ(Getafe)戦の試合中に心臓発作で倒れ病院に運ばれたセビージャ(Sevilla)のDFアントニオ・プエルタ(Antonio Puerta)の死に、サッカー界が悲しみに包まれている。

 将来が有望な若手として期待されてプエルタの死は、スペイン国内だけでなく世界のサッカー界に衝撃を与えた。妊娠中の夫人を残して亡くなったプエルタに対し、世界中が喪に服すことになる。

 セビージャユース出身のプエルタは、03-04シーズンにトップチームデビューを果たした。U-21スペン代表にも選出され、06年秋にはスペイン代表としてのデビューを飾っている。所属クラブのセビージャでは、05-06、06-07UEFA杯(UEFA Cup)の連覇にも貢献した。

 ディフェンシブハーフやサイドバックをこなす万能な選手として頭角を現したプエルタには、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やアーセナル(Arsenal)が興味を示していたとも伝えられていた。

 選手として急成長を遂げたプエルタだが、新シーズン開幕戦での僅か30分あまりのプレーが生涯最後の試合となった。

 前半30分過ぎに自陣ゴール付近で突如としてピッチ上に倒れたプエルタは、一度は意識を取り戻して自分の足で歩いてピッチを後にしたが、その後ロッカールームで再び倒れ、セビリア市内のビルヘン・デル・ロシオ病院へ搬送された。

 病院へ搬送された後には生命維持装置を付けられた状態で集中治療室に入れられ「非常に危険な状態」と伝えられていた。

(c)AFP