ロシア、拿捕した北朝鮮漁船の乗組員を全員解放
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【8月28日 AFP】前週北朝鮮の漁船9隻がロシアの領海に侵入して乗組員58人がロシアの国境警備隊に拘束された事件で、ロシア政府は27日に乗組員全員と9隻すべての漁船を解放した。28日、ロシアのインタファクス(Interfax)通信が伝えた。
これによると漁船は21日、ロシア極東のプリモルスク(Primorsk)地区沖の領海に侵入したところを拿捕(だほ)された。漁船には漁網が備えられ、釣ったイカが散乱していた。また、漁船の状態は良好とはいえず、食料と水はわずかしか残っていなかったという。
ロシアの国境警備隊は、今回改めてプリモルスク地方の北朝鮮領事館に「北朝鮮の漁船によるロシア領海の侵犯を防止するための協力」を要請する書簡を送った。同様の書簡はこれまでに何度も送られているものの、北朝鮮船籍の領海侵犯は繰り返されているという。
ロシアの国境警備隊によれば、北朝鮮の漁船は同地域で頻繁に領海侵犯を行っており、前年拘束した北朝鮮の漁船の乗組員は300人を超えるという。(c)AFP
これによると漁船は21日、ロシア極東のプリモルスク(Primorsk)地区沖の領海に侵入したところを拿捕(だほ)された。漁船には漁網が備えられ、釣ったイカが散乱していた。また、漁船の状態は良好とはいえず、食料と水はわずかしか残っていなかったという。
ロシアの国境警備隊は、今回改めてプリモルスク地方の北朝鮮領事館に「北朝鮮の漁船によるロシア領海の侵犯を防止するための協力」を要請する書簡を送った。同様の書簡はこれまでに何度も送られているものの、北朝鮮船籍の領海侵犯は繰り返されているという。
ロシアの国境警備隊によれば、北朝鮮の漁船は同地域で頻繁に領海侵犯を行っており、前年拘束した北朝鮮の漁船の乗組員は300人を超えるという。(c)AFP