【8月28日 AFP】那覇空港で起きた中華航空(China Airlines)機炎上事故で、国土交通省は28日、台湾の航空当局に対し、さらなる安全確保に向けた努力を要請した。

 国交省は台湾側に、事故の再発防止と安全性向上へ向けて、運航や整備上の安全管理を再度航空各社に指導するなど、万全な体制づくりを求めた。

 20日に起きた中華航空ボーイング(Boeing)737-800型機の炎上事故では、乗客乗員165人全員が爆発直前に脱出シュートを使って避難し、無事だった。

 事故原因については現在も調査が続いているが、これまでに右翼のスラット(可動翼)のボルトが脱落し、燃料タンクを突き破ったことが明らかになっている。

 今回の台湾当局に対する要請に関し国交省の担当者は、「炎上事故が中華航空の整備ミスによるものだとの裏付けはない。台湾当局は定期的に航空各社に安全指導を行っているはずで、今回の要請はあくまで念押しのために伝えた」と語り、中華航空に対する批判の意味はないとしている。

 日本と台湾は1972年に断交しているため、要請は民間交流の日本側窓口となる財団法人交流協会(Interchange Association)を通じて伝えられた。(c)AFP