【8月28日 AFP】全米オープン・テニス2007(the US Open Tennis Championships 2007)、女子シングルス1回戦。大会第1シードのジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、ベルギー)は、ドイツのユリア・ゲルゲス(Julia Georges)と対戦。エナンはセットカウント2-0(6-0、6-3)のストレートで勝利を収め2回戦進出を決めた。

 グランドスラム通算6勝のうち全仏オープン(French Open)で4勝を挙げているエナンは、全米オープンでは2003年大会でキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)を降し優勝を果たしているが、前回大会では決勝でマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)に0-2(4-6、4-6)のストレートで敗れている。

 エナンは「全米オープンは好きなグランドスラムではありません。欧州とは異なるので慣れる必要があります。落ち着く場所とそうでない場所があるでしょ?私にとってここでの試合は多くのエネルギーを要するし少し難しい。シーズン最後のグランドスラムということで四大大会で勝つ最後のチャンスなので、いつもより少し緊張を感じるのかもしれない。ここニューヨークでプレーすることはそれ自体が一つの大きなショーなので勝つのが難しいのかもしれない」と同大会への苦手意識を認めている。

 全仏オープン・テニス2007(French Open 2007)で大会3連覇を達成するなど2007年シーズンで6勝を挙げ全米オープンを迎えたエナンは、ウィンブルドン選手権2007(The Championships Wimbledon 2007)では準決勝でフランスのマリオン・バルトリ(Marion Bartoli)に敗れて全ての四大大会を制する「キャリア・グランドスラム」を逃している。

 また、全米オープン初出場のゲルゲスをストレートで退けたエナンだったが、試合では7回ダブルフォルトを犯すなど、優勝を飾ったロジャーズ・カップ2007(Rogers Cup 2007)の決勝で負傷した肩の影響を感じさせた。エナンは一週間のオフを取り故障の回復に努めたが「サーブを上手く打つことができなかった。肩に少し不安を感じている。徐々に良くなってはいるがまだ少し痛む」と肩の状態に不安を覗かせている。

 エナンは2回戦でロシアのオルガ・ポウチコワ(Olga Poutchkova)をセットカウント2-0(6-3、6-4)で降したブルガリアのツベタナ・ピロンコバ(Tsvetana Pironkova)と対戦する。(c)AFP/Allan Kelly