炎上事故の中華航空、「警告ランプ見過ごし」報道を否定
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【8月24日 AFP】台湾の中華航空(China Airlines)のボーイング(Boeing)737-800型機が那覇空港で炎上した事故について、同航空は24日、事故は「主翼のスラット(可動翼)の異常を知らせる警告ランプの点灯を見過ごしたことによるもの」との報道を否定した。
事故機の警告ランプ点灯については、台湾の中国時報(China Times)が、「主翼の警告ランプが2日連続で点灯したにもかかわらず、中華航空はセンサーを交換することで問題を『解決』し、これが炎上事故につながった」と報じている。
この報道について、中華航空の孫鴻文(Johnson Sun)広報担当は「8月4日と5日に左翼のスラットの警告ランプが点灯したが、点検後にセンサーを交換したところ警告ランプの点灯は起きなくなった」と説明。また、事故調査委員会が右翼のスラットのボルトが脱落し燃料タンクを突き破ったことが火災原因との見方を示していることについて、「警告ランプが点灯したのは左翼」として事故との関連性を否定した。
事故調はボルト脱落の理由について、現時点で不明としている。
時事通信(Jiji Press)によれば、ボーイングは2006年に航空各社に対し、ボルトが燃料タンクを突き破る事例があったため点検を実施するよう要請していたという。
中華航空は1970年以降、これまでに9件の事故で死者を出している。
1998年2月には台北(Taipei)で空港近くの住宅街で墜落事故が発生。乗客乗員196人と近隣住民6人が死亡した。この事故をきっかけに同社は安全対策の見直しを図ったが、航空専門家らは、同社の安全管理体制が当時と同様の状態に戻っているのではないかと指摘している。(c)AFP
事故機の警告ランプ点灯については、台湾の中国時報(China Times)が、「主翼の警告ランプが2日連続で点灯したにもかかわらず、中華航空はセンサーを交換することで問題を『解決』し、これが炎上事故につながった」と報じている。
この報道について、中華航空の孫鴻文(Johnson Sun)広報担当は「8月4日と5日に左翼のスラットの警告ランプが点灯したが、点検後にセンサーを交換したところ警告ランプの点灯は起きなくなった」と説明。また、事故調査委員会が右翼のスラットのボルトが脱落し燃料タンクを突き破ったことが火災原因との見方を示していることについて、「警告ランプが点灯したのは左翼」として事故との関連性を否定した。
事故調はボルト脱落の理由について、現時点で不明としている。
時事通信(Jiji Press)によれば、ボーイングは2006年に航空各社に対し、ボルトが燃料タンクを突き破る事例があったため点検を実施するよう要請していたという。
中華航空は1970年以降、これまでに9件の事故で死者を出している。
1998年2月には台北(Taipei)で空港近くの住宅街で墜落事故が発生。乗客乗員196人と近隣住民6人が死亡した。この事故をきっかけに同社は安全対策の見直しを図ったが、航空専門家らは、同社の安全管理体制が当時と同様の状態に戻っているのではないかと指摘している。(c)AFP