室伏 強い精神力で金メダル獲得を誓う
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【8月21日 AFP】2004年アテネ五輪の男子ハンマー投げで金メダルを獲得した日本の室伏広治(Koji Murofushi)は、25日に開幕を控える第11回世界陸上大阪大会(11th IAAF World Championships in Athletics Osaka)に向けて自身のヒーローに挙げる剣豪、宮本武蔵(Miyamoto Musashi)と同様に何事にも動じない強い精神力で大会に臨むことを誓った。
現在32歳の室伏は、2004年に開催されたアテネ五輪のハンマー投げに出場し、競技を2位で終えたが1位のアドリアン・アヌシュ(Adrian Annus、ハンガリー)がドーピングにより金メダル剥奪となった為、繰り上がりで金メダルを獲得した。室伏のライバルとされていたアヌシュは、このドーピング問題により一時は現役引退を発表したが、2007年5月に現役に復帰している。アヌシュが復帰した際にインタビューに応じた室伏は、「誰と競争することになっても自分のスタイルを変えないことが大事。自分自身のスタイルで競技を行うだけ」と語っており、ライバルの復帰にもあくまで自分自身のスタイルで競技に臨むことが大事であると強調した。
さらに、室伏は2007年6月の日本選手権で前人未踏の13連覇を達成し、世界陸陸上へ向けての準備が順調であることを示した。大会後に室伏は、日本選手権の優勝について「シーズン初戦にしては良いスタートが切れたと感じている。最初から世界陸上に照準を合わせて調整しているし、後は世界陸上に向けてトレーニングを続けるだけ」と語り、世界陸上大阪大会に向けての調整に自信を覗かせた。
世界陸上大阪大会で金メダル獲得が期待される室伏は、86メートル73の自己記録を持ち今大会でも金メダル獲得の最有力筆頭とされるイワン・ティホン(Ivan Tikhon、ベラルーシ)ら有力選手に勝たなければメダル獲得は難しいとされている。ティホンは、2007年6月の大会で82メートル58を記録しており、84メートル86の自己記録を持つ室伏と激しい戦いになることが予想されているが、直接対決となった2006年9月のスーパー陸上2006ヨコハマ(Seiko Super Track & Field Meet 2006 in Yokohama)では、出場選手中ただ一人80メートルの大台をクリアした室伏に軍配が上がっている。今大会で悲願の金メダル獲得を目指す室伏は、これまで2001年と2003年の世界陸上でそれぞれ銀、銅メダルを獲得しており、金メダルが期待された2005年の世界陸上では、体調不良を理由に欠場している。また、2006年12月にドーハで開催された第15回・アジア競技大会(The 15th Asian Games)には、ふくらはぎの負傷により欠場しており、室伏にとっては久々の世界大会出場となる。
陸上以外にも室伏は、2007年6月に中京大学(Chukyo University)大学院で、「ハンマー頭部の加速についての生体力学的考察」をテーマに体育学博士号を取得するなど研究と競技を両立してきた。研究の影響で自身の競技カレンダーは1ヶ月遅れたが、室伏は調整の間に宮本武蔵が残した文章を読んだことで、自身の競技人生にも多大な影響を受けたと語った。室伏は、「私は彼が剣術をマスターする為に、勝利へのこだわりを止める必要があったと想像した。スポーツの世界でも、素晴らしい戦いをしている時は勝敗のことなど頭にない。彼は50歳の頃には剣術をマスターし、自分自身のスタイルを仕上げた」と語った。
(c)AFP
現在32歳の室伏は、2004年に開催されたアテネ五輪のハンマー投げに出場し、競技を2位で終えたが1位のアドリアン・アヌシュ(Adrian Annus、ハンガリー)がドーピングにより金メダル剥奪となった為、繰り上がりで金メダルを獲得した。室伏のライバルとされていたアヌシュは、このドーピング問題により一時は現役引退を発表したが、2007年5月に現役に復帰している。アヌシュが復帰した際にインタビューに応じた室伏は、「誰と競争することになっても自分のスタイルを変えないことが大事。自分自身のスタイルで競技を行うだけ」と語っており、ライバルの復帰にもあくまで自分自身のスタイルで競技に臨むことが大事であると強調した。
さらに、室伏は2007年6月の日本選手権で前人未踏の13連覇を達成し、世界陸陸上へ向けての準備が順調であることを示した。大会後に室伏は、日本選手権の優勝について「シーズン初戦にしては良いスタートが切れたと感じている。最初から世界陸上に照準を合わせて調整しているし、後は世界陸上に向けてトレーニングを続けるだけ」と語り、世界陸上大阪大会に向けての調整に自信を覗かせた。
世界陸上大阪大会で金メダル獲得が期待される室伏は、86メートル73の自己記録を持ち今大会でも金メダル獲得の最有力筆頭とされるイワン・ティホン(Ivan Tikhon、ベラルーシ)ら有力選手に勝たなければメダル獲得は難しいとされている。ティホンは、2007年6月の大会で82メートル58を記録しており、84メートル86の自己記録を持つ室伏と激しい戦いになることが予想されているが、直接対決となった2006年9月のスーパー陸上2006ヨコハマ(Seiko Super Track & Field Meet 2006 in Yokohama)では、出場選手中ただ一人80メートルの大台をクリアした室伏に軍配が上がっている。今大会で悲願の金メダル獲得を目指す室伏は、これまで2001年と2003年の世界陸上でそれぞれ銀、銅メダルを獲得しており、金メダルが期待された2005年の世界陸上では、体調不良を理由に欠場している。また、2006年12月にドーハで開催された第15回・アジア競技大会(The 15th Asian Games)には、ふくらはぎの負傷により欠場しており、室伏にとっては久々の世界大会出場となる。
陸上以外にも室伏は、2007年6月に中京大学(Chukyo University)大学院で、「ハンマー頭部の加速についての生体力学的考察」をテーマに体育学博士号を取得するなど研究と競技を両立してきた。研究の影響で自身の競技カレンダーは1ヶ月遅れたが、室伏は調整の間に宮本武蔵が残した文章を読んだことで、自身の競技人生にも多大な影響を受けたと語った。室伏は、「私は彼が剣術をマスターする為に、勝利へのこだわりを止める必要があったと想像した。スポーツの世界でも、素晴らしい戦いをしている時は勝敗のことなど頭にない。彼は50歳の頃には剣術をマスターし、自分自身のスタイルを仕上げた」と語った。
(c)AFP