【8月20日 AFP】インドネシアのメトロTV(Metro TV)が19日伝えたところによると、噴火の兆候が見られた同国北部シアウ(Siau)島のカランゲタン(Karangetang)火山のふもとから約300世帯が避難した。

 同国の火山監視当局が自身のウェブサイトで公表したところによると、カランゲタン火山の噴火が切迫しているとして18日に警戒レベルが引き上げられ、少なくとも2つの村の住民に対し避難指示が出された。周辺のほかの村の住民らも、急な避難が必要になった場合に備えて準備するよう指示されたという。

 同当局は、カランゲタン火山が17日に2000メートル下の斜面まで溶岩や高温の火山性堆積物を噴出したと述べ、さらに南側斜面では焼けつくような大量の火山物質が斜面を流れ落ちてすべてを焼き尽くす危険性があると警告している。

 メトロTVが地元警察当局の話として伝えたところによると、カランゲタン火山のふもとから避難した約300世帯は現在、シアウ島東部にある村の施設で避難生活を送っているという。
 
 カランゲタン火山が最後に大噴火を起こした1974年には、シアウ島民全員が付近の島への避難を余儀なくされた。(c)AFP