【8月18日 AFP】競売大手クリスティーズ(Christie’s)は17日、米俳優の故スティーヴ・マックィーン(Steve McQueen)が愛用した高級車フェラーリ(Ferrari)が、約230万ドル(約2億6000万円)で落札されたと発表した。

 このオークションは16日、カリフォルニア(California)州モンテレー(Monterey)で開催された。出品されたのは、1963年製「フェラーリ250GTベルリネッタ ルッソ(Berlinetta Lusso)」。車体の色はクリ色。

 このフェラーリの登場に、800人のオークション参加者が歓声を上げたという。80万ドル(約9100万円)から120万ドル(約1億3700万円)という当初の予想落札価格を大きく上回る、約230万ドルでの落札となった。

「最も重要なポップ・アイコンの1人とされるマックィーンの魅力が、今も衰えていないという証拠です」と語るのは、クリスティーズのChristopher Sanger氏。同氏によれば、これまでオークションに出品された車の中では、最も有名な人物が所有していたものだという。「車好きで知られるマックィーンが日常的に愛用していました。スーパーやレース場に行くのに乗っていた車なんです」

 マックィーンは俳優としての名声を得て裕福になると、車のコレクションを築き上げていった。今回出品されたのは、そのコレクションに最初に加えられたフェラーリ。同型のフェラーリは350台しか製造されておらず、中でも最も有名なのがマックィーンが所有していた1台だ。

『大脱走(The Great Escape)』、『パピヨン(Papillon)』、『ブリット(Bullitt)』などの代表作で知られるマックィーンは、1980年に50歳の若さで亡くなった。このフェラーリは生前の1973年に売却していた。(c)AFP