【8月17日 AFP】6日に崩落事故が発生した米ユタ(Utah)州クランドール・キャニオン(Crandall Canyon)のGenwal炭鉱で16日、作業員6人が閉じ込められていると見られる空洞への穴を掘る作業中に再び崩落事故が発生し、救助隊員3人が死亡、6人が負傷した。地元当局およびメディアが伝えた。

 それによると、現地時間午後6時35分(日本時間9時35分)ごろ同炭鉱で崩落事故が発生。「山はね」が原因だという。「山はね」は上方からの圧力でトンネルの上部や側面、底面が崩落する現象。

 救助隊員はいずれも閉じ込められている作業員の同僚で、事故発生当時、空洞へ向けてゆっくりと穴を掘り進めていた。

 当初は計9人が事故に巻き込まれ、1人が死亡とされていたが、医療当局者によると、2人目も病院へ空輸された後「複数の外傷」により死亡。3人目も外傷により死亡したという。

 事故に関する詳細はこれから行われる記者会見で明らかにされる。

 6日の崩落事故発生以来、同炭坑では集中的な救出作業が行われてきた。閉じ込められているとされる作業員6人との連絡は依然として取れていないが、当局は6人生存の希望を捨てていない。

 今回の事故では、2006年1月にウェストバージニア(West Virginia)州のセイゴー(Sago)炭坑で発生した爆発事故が思い出される。この事故では作業員13人が生き埋めとなり12人が死亡、1人だけが事故発生から41時間後に救出された。(c)AFP