イラク政府、新たな政治的同盟もスンニ派は参加せず
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【8月17日 AFP】イラクのジャラル・タラバニ(Jalal Talabani)大統領とヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は16日、シーア(Shiite)派とクルド人の政治的同盟を発表したが、肝心のスンニ(Sunni)派が協力を拒否する事態となっている。
タラバニ大統領はマリキ首相との共同記者会見で、「協定に署名し、新たな政治的同盟を結ぶことにより多くの問題が解決し、新たに他の勢力とも協定を結ぶ足がかりとなる」と理解を求めた。
シーア派主導のマリキ政権は、スンニ派の閣僚17人が連立政権から離脱したことにより、壊滅的な打撃を受けている。
政治的同盟は、マリキ首相のダワ党(Dawa Party)、アディル・アブドルマハディ(Adel Abdel Mahdi)副大統領のイラク・イスラム最高評議会(Supreme Islamic Council of Iraq、SIIC)、タラバニ大統領のクルド愛国同盟(Patriotic Union of Kurdistan、PUK)、マスード・バルザニ(Massud Barzani)議長のクルド民主党(Kurdistan Democratic Party、KDP)の同意によって発足した。
しかし、タリク・ハシミ(Tareq al-Hashemi)副大統領率いるスンニ派のNational Concord Frontは話し合いをボイコットしており、同国政府は宗派と民族の違いに分裂したままだ。(c)AFP/Jay Deskmukh