台湾国民党の馬総統候補、横領問題で無罪
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【8月14日 AFP】台湾最大野党・国民党(KMT)の次期総統選候補、馬英九(Ma Ying-jeou)前党主席が、台北(Taipei)市長時代に経費を流用したとして横領罪などに問われていた問題で、台北地裁は14日、無罪判決を言い渡した。
これに対し与党は、政治的介入があったとして不正を訴えている。
無罪判決に喜ぶ支持者たちが法廷周辺を囲む中、馬氏は「初めから無罪を確信していたため、判決には興奮していない」と心境を語った。
法務部長(法相)を務めたこともある馬氏は、1998-2006年の台北市長時代に1100万台湾ドル(約4000万円)の市長特別費を流用したとして起訴されたが、一貫して無罪を主張していた。同氏は起訴後に国民党主席を辞任している。
同氏は自身の裁判を「国費の無駄遣い」だとして激しく非難。さらに、同様の特別費を受領している6500人の政府高官を取り調べようと思ったら、1000人の検察官を投じても10年かかるとして、政府をけん制した。
中国文化大学(Chinese Culture University)のGeorge Tsai教授(政治学)はAFPに対し、「国民党とその支持者にとって喜ばしいニュースだ。すぐに大幅な士気の向上がみられるだろう」と指摘した。一方で、検察側による控訴の可能性についても言及し、馬氏はすべてのハードルを通過したとは言えないと注意を促した。
控訴は10日以内に行うことになっているが、現時点ではその可否は不明。万が一最高法院に持ち込まれた場合でも、3月の総統選までには判決が下される見通しだ。
次期総統の席をめぐっては、馬氏は与党・民進党(DPP)の謝長廷(Frank Hsieh)元行政院長との厳しい選挙戦を強いられている。(c)AFP/Benjamin Yeh
これに対し与党は、政治的介入があったとして不正を訴えている。
無罪判決に喜ぶ支持者たちが法廷周辺を囲む中、馬氏は「初めから無罪を確信していたため、判決には興奮していない」と心境を語った。
法務部長(法相)を務めたこともある馬氏は、1998-2006年の台北市長時代に1100万台湾ドル(約4000万円)の市長特別費を流用したとして起訴されたが、一貫して無罪を主張していた。同氏は起訴後に国民党主席を辞任している。
同氏は自身の裁判を「国費の無駄遣い」だとして激しく非難。さらに、同様の特別費を受領している6500人の政府高官を取り調べようと思ったら、1000人の検察官を投じても10年かかるとして、政府をけん制した。
中国文化大学(Chinese Culture University)のGeorge Tsai教授(政治学)はAFPに対し、「国民党とその支持者にとって喜ばしいニュースだ。すぐに大幅な士気の向上がみられるだろう」と指摘した。一方で、検察側による控訴の可能性についても言及し、馬氏はすべてのハードルを通過したとは言えないと注意を促した。
控訴は10日以内に行うことになっているが、現時点ではその可否は不明。万が一最高法院に持ち込まれた場合でも、3月の総統選までには判決が下される見通しだ。
次期総統の席をめぐっては、馬氏は与党・民進党(DPP)の謝長廷(Frank Hsieh)元行政院長との厳しい選挙戦を強いられている。(c)AFP/Benjamin Yeh